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梨のおいしい季節になりました。水分たっぷりで、シャリシャリとした歯ざわりが、厳しい残暑で火照った体を冷やし、潤してくれます。

梨は、和梨、西洋梨、中国梨の3つの種類があり、おなじみの「二十世紀」「幸水」などが、和梨の代表的な品種です。

梨の祖先は、チベットの山地と言われています。日本では「日本書紀」に栽培の記録が残っており、登呂遺跡からは、炭化した梨の種子が見つかっているというので、かなり古い歴史があるということになります。

ところで、梨は、90%が水分ですが、栄養はあるのでしょうか。また、水分を多く含みながらも、あのシャリシャリ感。ちょっと不思議ではありませんか。

梨特有のあのシャリシャリ感は、ペントサンやリグニンという成分でできている石細胞と呼ばれるものです。栄養という面では、ほとんどが水分ですので、優れているとはいえませんが、その石細胞が、腸を刺激し、排泄活動を活発にさせる働きがありますので、便秘防止に効果があります。

また、カリウムを比較的多く含んでいるので、利尿作用があり、過剰に摂取した塩分を排出させたりする働きもあるので、血圧が高めの方などにはお勧めです。

そして、梨には、解熱作用があり、のどの痛みにも効果があるので、風邪で熱が出たときなどにも食べると良いとされています。

おいしい梨で、厳しい残暑を乗りきりましょう!

最終更新日:2005年12月11日

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