お茶で花粉症対策

冬の寒さも徐々に和らぎ、春の訪れを喜ぶ方がいらっしゃる一方で、憂鬱な気分になる方も多いのではないでしょうか。そう、花粉症の方には、つらい季節の到来です。今年は、花粉の飛散する期間が長く、飛散量も例年の約3倍とも言われています。
 近年、花粉症を始めとするアレルギー症状に効果が期待できるというお茶「べにふうき」が話題を呼んでいます。
現在話題になっている「べにふうき」は緑茶ですが、もともとは、国産紅茶の「べにほまれ」と中国系の「ダージリン」を交配して作られた紅茶用の品種です。ちなみに「べにほまれ」は、かつて日本が国産紅茶を国際市場に売り出そうと、幾度となく品種改良を重ねた結果できた国産紅茶なのです。
「べにふうき」は、現在でも国産紅茶としても販売もされていますが、なぜ緑茶として生産、販売されるようになったのでしょうか。それは、「べにふうき」に含まれるメチル化カテキンが花粉症等のアレルギー症状に効果があるとされているのですが、紅茶にしてしまうと、発酵工程でメチル化カテキンが消失してしまうからなのです。
多くの日本人が、花粉症に悩まされている現在、「べにふうき」は大変な人気となっていますが、紅茶用として栽培されてきたため、緑茶としての生産量には限りがあります。
今年は、昨年に比べると販売量も増えてきているようですが、入手を希望される方は、花粉の飛散が本格化して品薄状態になる前に購入されておくことをお勧めします。

最終更新日:2008年02月27日

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