学生時代の友人から「賃貸住宅を借りるので…

ご相談の内容

学生時代の友人から「賃貸住宅を借りるので保証人になって欲しい」と頼まれました。社会人になってからも親しくしている友人なので、引き受けようと思っていますが、保証人になるとどのような責任を負うことになるのでしょうか。

回答

保証人になって欲しい」と頼まれたとのことですが、それは「連帯保証人になって欲しい」という意味だと思ってまず間違いないでしょう。現代社会においてはほとんどの場合、「保証人」と言えば「連帯保証人」を求められるのが現実です。
保証人と連帯保証人は、名前こそ似ていますが、その責任の重さには、大きな違いがあります。
両者の主な違いは、以下の通りです。
1.保証人が債権者から債務の履行請求を受けた場合、「まずは、先に債務者本人に催告してくれ」と言う権利(催告の抗弁権)がありますが、連帯保証人には、このような権利はありません。
2.債権者が、保証人の財産に強制執行をしようとした場合、保証人は「債務者本人に債務の弁済する資力があるのだから、まずは債務者本人の財産に執行してくれ」という権利(検索の抗弁権)がありますが、連帯保証人には、このような権利はありません。
 つまり、建物の賃貸借契約の連帯保証人を引き受け、貸主が、賃料の支払いや退去の際の原状回復費用を連帯保証人となるあなたに直接請求をしてきたとしても文句は言えないということです。
 建物の賃貸借契約の連帯保証人というと、意外と軽く考えてらっしゃる方も多いかと思われますが、借主が賃料を滞納したまま、家財一式を残置して夜逃げでもしたとなると、建物の賃貸借契約と言えども、連帯保証人はかなりの額の弁済を強いられることになります。連帯保証人を引き受けるかどうかは、十分に検討したうえで、決断することをお勧めします。

最終更新日:2007年09月01日

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