私は、現在、父が借地をしていた土地を引き…

ご相談の内容

私は、現在、父が借地をしていた土地を引き継いで私名義の借地に妻と二人で暮らしてきました。この10年は何の支障もなく過ぎてきましたが私も70歳を超えて何かと気弱になり、長男夫婦と同居したいと思うようになりました。子供達も私たち夫婦と暮らすことに異存はないようです。私の家は夫婦二人で暮らすには少し広すぎて暮らしの維持管理がおっくうにも感じていましたが、2世代が共に暮らすには機能的にも広さから言っても不自由な暮らしになりそうで心配です。
そこで、家の建て替えも考えましたが、今までそれなりにお金もかけてきましたので、耐震補強や設備の総点検をしっかりと行い、地主さんからの同意を得たうえで、2世代が安心して楽しく暮らせる増改築を考えました。設計や工事は今まで付き合ってきた、安心して頼める工務店が有りますが地主さんにはどのように話したらよいのでしょうか。

回答

1)地主さんに各種増改築関連の法律に照らして損傷のない計画であることを説明した上で、必要な承諾料を支払い、同意を取り付けてください。
2)借地の面積は現契約のままで、具体的には在来工法の木造2階建て専用住宅を、増築して部屋数を増やし設備を充実させて2世代住宅に作り変えて新しい家族構成で暮らすとのことなので、残りの借地契約期間も配慮した上で、ひとつの形としては、残りの借地契約期間で了解を得て増築費用総額の10%程度の承諾料を支払い、借地契約書の建築の延べ面積も合わせて新しい面積に書き換えるという方法があります。
3)尚、利用する土地の形質は変わらず、利用面積もそのままとのことですから地代に変更はないと思われます。
4)契約期間は、20年間で10年経過中とのことなので、残りの10年間に対して考えるのが妥当と思われますが、この時点で新たに借地契約するのか、10年後に更新契約にするのかは、地主さんの意向も良く聞いた上で相談して決めてください。
5)いずれにしても限られた借地の中での2世代改造住宅の計画です。安全で安心で快適な住まい作りは、住宅ストック時代を象徴する話です。ご家族全員の参加が不可欠です。

最終更新日:2010年08月23日

建築に関するご相談の一覧