このたび私が購入した土地に、息子の家族と…

ご相談の内容

このたび私が購入した土地に、息子の家族と我々夫婦とが住宅を建て、一緒に暮らしたいと話し合いを重ねて、計画を進めることになりました。そこで、建築について幾つかの疑問が生まれ、自分達だけでは解決出来ないので以下の3点に絞ってお聞きします。
1.全体計画や設計はどう進めますか
2.工事はどこの会社にどうやって決めるのですか
3.私達年寄り夫婦のバリアフリー対応について

回答

1.全体計画や設計について
まず自分達の家造りを任せる設計者を選ぶことから始めましょう。家造りの事例集は十分すぎるほど出回っています。その中から考え方や形態手法の合った設計者を選び設計契約を結びます。
全体の計画の主体は貴方です。まず、素人なりに今回の計画の概要を描いて、共に暮らす家族の思いを十分にそして正確に設計者に伝えるために今後のライフスタイルについて家族の話し合いを十分に重ねてください。
話し合いのし過ぎはまず有りません。時には設計者にアドバイザーとして参加してもらうのも良いでしょう。
2.工事の発注について
設計者が融資先の銀行に依る紹介など数社の施工会社を選び、出来上がった設計図書により現場説明を行い、見積を依頼して参加した業者による入札を行い、落札者と工事契約を結ぶのが一般的です。
3.バリアフリー住宅について
年をとるということは身体の機能が衰えていくと云うことでも有ります。具体的には記憶力や注意力が低下して、忘れ易くなって照明を消し忘れたり段差に気づかずにつまずくなどします。又、ものを見るのに焦点を合せる時間がかかり、色の判別がしにくいなど視力が低下します。
さらに小さな音が聞こえにくく、言葉を聞き分けることが難しくなり、電話やインターホンの対応にも支障が出るなど聴力の低下も進みます。そして階段の昇り降りや荷物の持ち運びに息切れがするなど心肺機能低下を感じるようになります。又、部屋ごとの急激な温度変化に身体がついていけずに発作を起こすなど体温調節機能の低下も起こります。そして、握力が弱くなったり関節の動く範囲が狭くなったりバランス感覚が衰えたりして物をうまく握れなくなったり細かい操作が出来なくなったり足首や膝がうまく曲がらないなど上肢機能や下肢機能が低下してきます。人は誰しもこの道を辿る訳ですが、人間としての尊厳を守りながら安全で快適に暮らしたいものです。これら日常動作を支援する為の器がバリアフリー住宅と考えたらどうでしょうか。

最終更新日:2011年05月24日

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