私は、築50年余りの日本家屋に両親や兄弟…

ご相談の内容

私は、築50年余りの日本家屋に両親や兄弟と共に、生まれてから今日まで住んできました。兄弟はそれぞれ独立して他に住み、新しい生活を始めました。後に残った私と妻と子供2人の4人家族と両親が一緒に暮らすことになり、古くなったこの家を取り壊して生活形態にあった家を新築するか、それともリフォームするか迷っています。家は古いのですが亡くなった祖父が肝入りで友人でもあった棟梁大工に確り(しっかり)した木口の家を作ってもらったそうです。しかし、ライフスタイルの違いを、際立って感じる今日この頃です。トイレの水洗化など一部の模様替えなどはしてきましたが、今後、どう進めたら良いか相談したいと思っています。

回答

まずは建物の配置計画や経年劣化の度合の調査や簡易耐震診断を専門家に依頼してみては如何でしょうか。既存フレームが安全で安心な構造に再構築出来そうか、新しいライフスタイルに合った住空間に変身可能かなどを検証します。リフォームする場合には「耐震」「バリアフリー」「省エネ」などの観点から検討し、改築にするのかリフォームにするのか専門家のアドバイスを聞きながら十分検討しましょう。その結果を踏まえて、改築で進めるのかリフォームで進めるのかを決断しましょう。今回はリフォームで進める場合を想定して、簡易診断から一般耐震を経て耐震補強工事を含む全面改修工事のアドバイスをしましょう。
先ず、その数値に基づく耐震補強計画書を作成しましょう。同時に二世帯住宅形式の改修工事の方針も確定しましょう。リユースの考え方で合意し、良いものは継続して利用するという観点では小さいことではありますが環境負荷軽減を図ることが出来ると思います。
耐震補強工事に関しては既存基礎補強、既存柱梁の補強、壁の補強などを入念に行い評点を1.5以上にはしたいものです。
改修工事においては、断熱性能の向上、断熱材や断熱サッシュそして断熱ガラスの採用などが肝要です。
設備機器の選定に際しては、環境対応製品に目を向けるようにしましょう。バリアフリー対応もきめ細かな製品が多く出回るようになりました。楽しみながら採用選定が出来ます。
システムキッチン、洗面台、ユニットバスやトイレユニットなどもカタログ選定だけで済まさずに複数のメーカー、複数のショウルームを訪れて自分自身でじかに触れてみるのも大切です。一見、大変そうに見えることでも気配りは大切です。細かいことの積み重ねが美しく快適な空間を約束してくれます。

最終更新日:2011年11月18日

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